みなさん、こんにちは、イジュールです。
バスルーム・洗い場床のデザインについての話です。
バスルームの床とは、
よほど大きなバスルームを除き
「洗い場」スペースになりますね。
特注ユニットバスではどの様に洗い場床がデザインされるのかをご紹介します。
仕上げ材料
特注ユニットバスでは在来工法と同様に
仕上げ材料に天然石やタイルが選定できますが
最適なのはやはりタイルです。
洗い場の床は当然の如く「水廻り」です。
タイルメーカーのカタログより「浴室床用」を選定しましょう。
浴室床用のタイルは滑りにくい面状になっています。
お掃除の頻度にもよりますが
紙ヤスリの様なザラザラした面状は
石鹸カスや皮脂などの汚れが詰まり易い場合がありますので注意が必要です。
石肌調の様な凹凸面状のものが良いでしょう。
タイルメーカーショールームへお出かけの際に問い合わせてみてください。
水勾配ってなに?
バスルームの床は
バスタブからのあふれ湯やシャワーで濡れてしまいます。
水は高いところから低いところへ流れます。
水溜まりができない様に
高低差を付けて排水口へ流れる様にデザインします。
最良なのは入口を高く(水上)して、
入口から離れた場所に排水口を設けて一番低く(水下)なるようにします。
水下には排水「溝」を設けて更に排水口へ導きます。
当社では1/50の勾配で設計しています。
排水トラップ
バスルームの排水口は「トラップ」という機能が付いています。
封水(フウスイ)という少量の水を溜め
嫌な匂いや小さな虫などが排水管から入り込むのを防いでいるのです。
目皿(ヘアキャッチャー)
あまり触りたくない排水口には、
お掃除カンタン排水口
「カミトリ名人」(トクラス製/旧ヤマハ)の取付けができます。
シャワーをあてると髪の毛をクルクルと中央へまとめてくれて、
手が汚れないのが良いですね。
排水フタ・グレーチング
排水口の上部には排水フタを設け、デザイン性を向上させます。
入口ドアの内側にはグレーチング(フタ付き排水溝)を設けることで、
バスタブからの溢れ湯などが脱衣室側へ漏れにくくなります。
フタには床と同じタイルを貼ることができます。
その他デザインに必要なエレメントはご相談ください。
「つくり込むユニットバスを得意としております。」
納まりやおフロのあれこれなど、
特注ユニットバスやバスルームについての情報発信をしてまいります。
今後ともイジュールを宜しくお願いいたします。
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